お口を清潔に保ってウイルスを嫌がらせよう

東区元町駅前のなかきた歯科クリニックです。

いよいよ冬も本番です。

この冬も出だしは札幌の雪はそれほど多くないものの、長期予報では大変だった去年並みというような話もあり、どこかでドカッとくるのでしょうか。

年が明ければ受験シーズン到来です。受験生の皆さんやご家族はインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染予防対策が心配ですね。
感染予防と言えば手洗いうがいは基本ですが、最近では歯みがきや口腔ケアをしっかりと行うことが、感染リスクを下げるということがわかってきています。

インフルエンザなどのウイルスは、喉や気道の粘膜に付着し侵入します

その際、口の中の細菌は、プロテアーゼと呼ばれる酵素を出して、インフルエンザウイルスが粘膜から細胞に侵入する手助けをするのです。つまり、お口の中が不潔な状態でお口の中の細菌数が増えていると、ウイルスを手助けしやすくなり、感染リスクが高くなるのです。

もちろんコロナも同じです。口の中の細菌の住み家は主にプラーク(歯垢)です。プラークは毎日の歯磨きで取り除きましょう。

また、歯磨きでは取り除けない汚れ(バイオフィルムや歯石など)は、歯科医院にて定期的なケアをお勧めします。