災害時の口腔ケア

元町駅前の歯医者、なかきた歯科クリニックです。

みなさんこんにちは。今年も暑い夏がやってきました。

今年、「蝉が鳴かない」ということが話題になっていますが、蝉が羽化するためは地温が18~23度に保たれることが大切ですが、今年は空梅雨で地中の湿度が不足し、高い温度が持続したため、羽化するタイミングを失ってしまった、という説があるそうです。

実は数年前から「蝉が減った」という声があったそうですが、みなさんは気づいていましたか?

夏~秋にかけては台風や豪雨で災害が増える時期です。

ご家庭で防災用品をそろえているご家庭は多いと思いますが、意外と忘れられがちなのが口腔ケア

災害時は水が出ない、不足することが多いため、いつも使用している歯磨きセットだけでなく、災害時に使用しやすいものを準備しておくことが大切です。

災害時はストレスや疲れなどから口内炎ができやすく、むし歯などができてもすぐに治療にかかれないこともあります。

お口の中の細菌が増えることで全身の病気の悪化につながることもあり、また、特に高齢者は誤嚥性肺炎を起こしやすく、直接命にかかわります。

お口の中を清潔に保つことは災害時、非常に重要なことなのです。

ドラッグストアなどで購入できる「液体歯磨き」をはじめ、「歯磨きシート」「歯磨きウエッティー」「口腔ケアウエッティー」「歯磨きティッシュ」などの名前で販売されている、災害時に使用しやすいものがインターネットなどからでも簡単に手に入りますので、家族が数日使用できる分を準備しておきましょう。義歯を使用している方は義歯洗浄剤も忘れずに。

高齢者のお口の機能低下について

元町駅前の歯医者、なかきた歯科クリニックです。

新緑

こんにちは。新緑が美しい季節になって参りました。とはいえ天候が変わりやすく25日の日曜日の札幌は一日中雨で最高気温も11度くらいでした。

こんな天気の中今日は前から決まっていた同窓会のゴルフコンペに出てきました。雨や気温は前の日から分かっていたことでプライベートなら絶っっ対にやめているのですが、重い腰上げて行ってきました。

せっかくのゴルフなので楽しみたかったのですが、寒いし修業しているようでした。次の機会ではこの写真のような天気の時に行きたいと思います。

高齢になると体に少しずつ不調が出てくるものですが、お口も例外ではありません。こんなことに心当たりがある方はいませんか?

・口が乾きやすくなった
・食事の際に食べこぼしが多くなった
・むせやすくなった
・飲み込みにくくなった
・食事に時間がかかるようになった
・食べ物が口に残るようになった
・発音や滑舌が悪くなった
・口臭が強くなった

このような症状は「口腔機能低下症」という、お口の機能が低下している状態です。

お口の機能が低下常体

◎唾液分泌量の減少
唾液が減少すると「話しづらい、食べにくい」など、日常生活に影響が出るほか、お口の中の細菌が増殖しやすい環境となるため、口臭が強くなったり、歯周病やむし歯のリスクが高まり、それに伴って歯を失うことがあります。咀嚼機能に影響が出て、硬いものが食べづらくなり、柔らかいものや食べやすいものを中心に食べるようになり、栄養が不足したりバランスが崩れやすくなります。

◎舌や唇の動きの低下
唾液分泌量の低下に加えて舌や唇の動きの低下があると、はっきりとした発音や、スムーズに話すことがさらに難しくなります。

また、お口の中で食べ物を動かしたりまとめたりすることが難しくなり、お口の中に食べ物が残りやすくなったり、飲み込むことが困難になります。

◎社会参加の減少
食事や人との会話が難しくなってくると、人と交流することが億劫になり、外出が減ることにつながります。

また、歯が少なくなったことにより、見た目を気にして人に会いたがらない方もいます。外出や散歩などの適度な運動が減っていき、徐々に筋力が低下してしまいます。

歯科での説明

口腔機能低下症はお口の中の問題だけで済まず、身体や心の健康、認知機能の低下、社会とのかかわりにも影響を及ぼす重大な問題です。

口腔機能低下症の検査は歯科医院で受けることができます。ご自身やご家族に心当たりがあるようであれば、まずはご相談ください。

6月、7月、8月の休診情報

札幌市東区のなかきた歯科クリニックです。

6月・7月・8月の休診日について(日曜除く)

6月休診

6月7日(土)、11日(水)、21日(土)、25日(水)

7月休診

7月5日(土)、9日(水)、19日(土)、21日(月、祝)、26日(土)、30日(水)

8月休診

8月9日(土)、11日(月・祝)、14日(木)、15日(金)、16日(土)、20日(水)、30日(土)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

3月の医院からのお知らせ

札幌市東区のなかきた歯科クリニックです。

3月・4月・5月の休診日について(日曜除く)

3月休診
1日(土)、5日(水)、15日(土)、19日(水)、20日(祝日)、29日(土)

4月休診
2日(水)、12日(土)、16日(水)、26日(土)、29日(祝)

5月休診
2日(金)、3・4・5・6日(祝)、14日(水)、24日(土)、28日(水)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

舌をよく見てみましょう

地下鉄元町駅1番出口前のなかきた歯科クリニックです。


このところ少しずつ春めいて来て、気持ちも明るくなってきます。2月28日はなんと10度ありました。とはいえこの写真のような風景は札幌ではまだまだ先ですし、来週は少し寒の戻りとなるようです。厚いコートを脱げるまであと少し、体調に気をつけて過ごそうと思います。

みなさんはご自分の舌をよく見てみたことはありますか?
正常な舌は次のようなものです。

  • 淡い紅色
  • うっすらと白い苔がある
  • 潤いがある
  • ふっくらとして舌全体が前歯の裏に収まる大きさ

もし、次のような様子が見られたら要注意です。

①白いものが付着している

お口の中に普段からいるカンジダ菌が、薬や病気、免疫力の低下、唾液量の減少などの影響で異常に繁殖した状態です。舌だけでなく、口腔内に点状、線状のものが付着します。拭い取ることができますが、粘膜は赤く、痛みを伴います。

②まだら模様

舌の表面にクレーターのように模様が現れた状態。多くは幼児に見られます。ビタミンB不足やアレルギー、ストレスなどからくると言われていますが原因は不明です。特に痛みなどの害もなく、治療方法もないため、自然に治るのを待ちます。

③ひび割れている

病気ではなく、先天性のものがほとんどですが、水分不足やドライマウスなどで起きることもあります。急にひび割れた、急激な唾液量減少、痛みがある等がみられる場合は注意が必要です。

その他にもこのような症状がみられることがあります。

  • 舌のふちがデコボコしている
  • 赤みが強い
  • 紫色になっている
  • 舌苔が黒い、黄色い

舌は身体の状態をよく表すと言われます。毎日の歯磨きのついでに舌を見てみましょう。

表面だけではなく、舌の裏側も見るようにしてください。痛みが伴わないものでも重大な病気が隠れていることがありますので、上に挙げている症状以外でも気になることがありましたら自己判断せず、歯科を受診してください。た

だし改めてじっくり見ると有郭乳頭など正常な組織がグロテスクに見え、病気と勘違いされる方も稀におられます。

また、薄く舌苔が付いているのが正常です。清潔意識が高過ぎると舌清掃をしすぎてかえって傷つけてしまう方もいるので気をつけてください。

歯周病と脳梗塞の関係

歯周病は、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。そして、お口の中だけではなく、糖尿病や心疾患など全身の健康に影響を与える恐ろしい疾患です。

その中でも特に深刻なのが、脳梗塞の発症リスクを高めることです。脳梗塞とは、脳の血管が詰まり、血流が途絶えてしまうことで脳細胞が壊死する病気です。日本では年間約11万人が亡くなっており、死因の第3位となっています。

では、どうして歯周病が脳梗塞を引き起こすのでしょうか?

☆歯周病菌が脳梗塞を引き起こす仕組み

歯周病は、歯周病菌が歯茎に炎症を引き起こす病気です。進行すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

初期症状に痛みがないため、「サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)」とも呼ばれ、自覚しにくいので気づかないうちに進行していきます。

悪化すると歯茎が下がり口臭が強くなり、血管が損傷して歯茎から出血します。そして、食事のたびに歯周病菌などの細菌が出血部位から血液中に入り込むのです。

仮に、歯周ポケットが全ての歯に5mm以上あって出血がある場合、傷の総面積は手のひらサイズほどになります。その傷の表面が常に、歯周病菌などの口腔内細菌とその毒素や炎症物質にさらされるため、傷口から細菌が血流に入り込み、全身に流れていくのです。そして、次のような順序で病気を引き起こします。

(1) 歯茎から血管に侵入↓

歯周病菌が血管内に入り込むと、血管の内壁にダメージを与え、炎症を引き起こします。

(2) 血管が硬くなり、詰まりやすくなる↓

炎症が続くと、血管が狭くなり、動脈硬化が進行します。血流が悪くなり、血栓(血の塊)ができやすくなります。

(3) 脳の血管が詰まり、脳梗塞を引き起こす↓

できた血栓が脳の血管で詰まると、脳細胞への血流が止まり、脳梗塞が発症してしまいます。

☆脳梗塞のリスクが高い人は?

次のような人は、特に脳梗塞のリスクが高いため、歯周病予防に力を入れましょう。

  • 高血圧の人 → 血管への負担が大きく、動脈硬化が進みやすい
  • 糖尿病の人 → 免疫力が低下し、歯周病になりやすい
  • 喫煙者 → 血管が収縮して血流が悪化し、歯周病が悪化しやすい
  • 肥満の人 → 生活習慣病が原因で血管が詰まりやすい
  • ストレスが多い人 → 免疫力が低下し、炎症が起こりやすい

脳梗塞のリスクを下げるために歯周病の予防に力を入れましょう。歯周病は痛みや自覚症状がほとんどないため定期検診が重要です。

3ヶ月に一度は歯科医院で健診と歯石除去や歯面清掃を受けましょう

歯周病を早期発見・早期治療して口腔環境を整え、健康に過ごしましょう。

自由診療価格改定についてのお知らせ

大変心苦しいのですが、昨今の状況から部自由診療の治療費の改定を4月から予定しておりますよろしくお願いいたします。

なお既に治療が始まっている、あるいは3月中に始まるものについては改定前の価格のままとなります。

積雪。共通一次試験

なかきた歯科クリニックです。

今年はここまでのところ拍子抜けするほど雪が少なく、岩見沢等で大雪だったときも札幌はほとんど降らず、今日現在積雪25㎝、日中は零度を超えていて週間予報ではまだしばらくこんな感じが続きそうです。

こんな調子で雪まつりは今後大丈夫なのか、自分は行かないけれど少し心配になります。

例年どこかで帳尻は合ってしまうのですが2,3年前の大雪では市内の雪捨て場が満杯という理由で当院の契約駐車場の雪が取り切れず駐車スペースが半分になったことが思い出されます。

今年の状況も温暖化の一端とすればこの先はどうなっていくのか・・

先日、共通一次試験が終わりました。受験生のかたはご苦労様でした。

自分は北大に在籍していた時にこの試験場の監視員(というのかな)を任命されやったことが一度あります。

受験生の張りつめた緊張感を試験場で感じ、自分の受験生当時に思いをはせました。受験勉強などのストレスから噛みしめ等が原因の顎関節症が若い人にも起こることがまれにあります。

まあ、生きているとどの年になってもストレスはあります。うまく気分転換できるといいのでしょう。

細菌とウイルスの違いと感染症予防

地下鉄元町駅前の歯科医院、なかきた歯科クリニックです。

昨年末からインフルエンザが猛威を振るっています。冬はさまざまな感染症が流行る季節ですが、「感染症」といっても、原因が「細菌」や「ウイルス」によるものがあります。

何となくは知っていてもどのような違いがあるのかよくわからない方が多いと思います。

 

◆「細菌」…抗生剤が効く

地球上で数千種類確認されている単細胞生物です。栄養源があれば自分と同じ細菌を増殖させて増えていきます。

人間や動物の体でも皮膚や気道、口腔内、尿路、消化管等、体内外にも存在しており、多くの場合は特に何の害を起こすこともありません。

ですが、病気を引き起こすいわゆる「病原菌」になるものもあります。細菌が原因の病気で一般的に知られるものとしては

・食中毒 ・結核 ・肺炎 ・膀胱炎 ・破傷風 ・百日咳 ・梅毒 ・腸チフス 等

があります。

◆「ウイルス」…抗生剤は効かない。抗ウイルス剤はまだ少数

細菌よりもさらに小さく、自分で細胞を持たないため、体内に入ると、他の細胞の中に入り込んでその中で自分のコピーを作って増えていきます。

ウイルスが原因の病気で一般的に知られるものとしては

・インフルエンザ ・新型コロナウイルス感染症 ・ノロウイルス感染症 ・ヘルペス

・はしか ・風疹 ・水ぼうそう ・おたふくかぜ ・肝炎 等

があります。

むし歯や歯周病は細菌によるものです。お口の中がヌルヌルした感じになることがありますが、これはバイオフィルムと呼ばれ、細菌ががっちりスクラムを組んだ状態で、その内側でむし歯や歯周病などの病原菌を増殖させてしまいます。

特に歯周病菌が炎症を起こした歯肉から血管内に入ってしまうと糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など、全身のさまざまな病気のリスクが高まります。

バイオフィルムは日常の歯磨きでは取り除くことができませんので、歯科で専用の器機を使ってバイオフィルムを取り除く処置(PMTC)を定期的に受けることが大切です。

 

インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症予防の基本は「手洗い」「マスク着用」「咳エチケット」です。

新型コロナウイルス感染症の流行期に取り組んでいたことを今一度確認して、感染症から自分や周囲の人を守りましょう。お部屋のこまめな換気や加湿も大切です。

出典:国民の皆さまへ |厚生労働省

2月の医院からのお知らせ

札幌市東区のなかきた歯科クリニックです。

2月・3月の休診日について(日曜除く)

2月休診

2月 1日(土)、5日(水)、11日(火/祝)、15日(土)、19日(水)、24日(月/祝振)

3月休診

3月 5日(水)、15日(土)、19日(水)、20日(木/祝)、29日(土)

どうぞ、よろしくお願いいたします。