7月の診療スケジュール
7月は暦通りの診療です。
8月の診療スケジュール
8月11日~15日まで、お盆休みとさせていただきます。
7月は暦通りの診療です。
8月11日~15日まで、お盆休みとさせていただきます。
成長期に好ましい生活習慣を送ることによって、心身ともに健やかに育ちます。とくに食習慣は大事で、前歯で歯ごたえのあるものをよく噛むことで上顎の成長が促され、きれいな歯並びが出来ていくと考えられています。講習会では理想的な顔の骨格の1例として広瀬すずさんを挙げていました。あのような鼻筋になるには前歯で噛む刺激で鼻の付け根付近に力が加わって成長促進すると推測していました。食事の他にも幼児期の成長で必要な考え方を保育業界の立場から講演があり、参考になりました。
口の中は体の中で一番多種多様な細菌が多く存在するところです。その中には体にとって無害なものもいれば、害をなすものもいます。ざっくり言うと、虫歯や歯周病に関係する菌は悪玉菌であり、ばい菌全体における悪玉菌の割合が大きいと病変(虫歯、歯周病)が起こります。じつは問題はそれだけ(口の中の病変)ではないのです。
お口の中に悪玉菌が多いと、歯周ポケット(歯ぐきの内側)内の歯肉はただれていき、出血しやすくなります。また歯周病菌は鉄分、血清タンパクなどの血液成分を餌にしてさらに増殖し、毒素を出します。歯原性菌血症とは、ただれた歯ぐきの毛細血管から細菌や毒素が血液中に侵入して、全身をめぐる現象です。歯周病は歯を支える歯ぐきが悪くなる病気で、どんどん進行すると骨が溶け、グラグラして歯を失うわけですが、歯原性菌血症として捉えるとグラグラまで進行しなくても、全身に悪影響を与える可能性があるのです。
上下すべての歯がそろっている人が、もしすべての歯茎に炎症があってただれて出血する場合、そのただれた潰瘍部の面積は全部で片手の手のひら位の大きさがある計算になります。体の他の部にそのような潰瘍があるとえらいことです。大きな床ずれのような状態でしょうか。口の中ではそこに直接ばい菌がべったり!!付いているわけです。もし床ずれの部分にばい菌がべっとりついていたら、どうなることでしょう。さらに感染は進んでいきます。口の粘膜は他の部分より強く、ある意味鈍感なので痛みが出ることは少ないのですが(熱いもの食べて火傷して皮めくれてもすぐ治りますよね)、こうして考えると怖いことですね。痛みがなくても菌は血中に入ると心臓を経由していろいろなところに運ばれて行きます。
ばい菌を飲み込んだ場合は、胃酸である程度殺菌され、腸や肝臓でさらに殺菌、解毒されるのですが、口の血管から入るとそのシステムから外れるので問題なのです。いまではいろいろな病気と関わり合いがあると考えられています。(心血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、慢性腎疾患、アルツハイマー病、掌底膿疱症、バージャー病、誤嚥性肺炎、未熟児,早産、骨粗しょう症、慢性関節リウマチ等々)
歯を磨くと血が出る、口臭がする、などの症状のある方は、歯原性菌血症が起きている可能性が少なからずあるのです。基本的な歯周病の検査で炎症の有無は判明します。より詳細に検査するには口の細菌のDNA検査をすると確実です。
4月28日(日)~5月6日(月)まで、ゴールデンウィークの休診とさせていただきます。
宜しくお願い致します。
タレントの堀ちえみさんが舌がんの手術を受け、幸い一応成功したとのことです。
ただ、マスコミの情報では、本人が以前から異常を感じ、複数の医療機関でたびたび症状について説明していたにもかかわらず、がんと診断がついたときにはリンパ節にも影響が及ぶステージⅣだったそうです・・。はっきりしたことがわからないのでとやかく言えませんが、もう少し早く対応ができたようにも思えます。
基本的に、アフタ性口内炎などは長くても2週間くらいで治ります。同じ部位で数週間以上治癒しない場合やしこりのように感じる場合は注意する必要があります。
なかきた歯科クリニックを始めて18年目になりますが、口腔がんであろうと明らかに思われる所見を見つけ、病院の口腔外科に治療依頼をしたのは数人です。
ただし白板症などの前癌病変の可能性のあるものはずっと多く、治りにくい口内炎などと共に連携する口腔外科に紹介しています。
軽度で経過観察とする場合は口腔内写真を撮り、定期検診の時に保存している写真と比較して状況を確認しています。
歯周病や入れ歯などで定期検診に来られた患者さんは、歯と歯ぐきだけではなく、舌の状態などもチェックするようにしていますが、今回のことを他山の石としないよう、改めて気を引き締めようと思います。
1月27日 須貝先生「子どもたちを健全歯列に導くための講習会 最終回」(東京)
今までの復習と、受講者による症例検討会で、自分の症例も意見をもらいました。
2月3日 MFA(顎顔面機能咬合研究会)アドバンスセミナー第一回(東京)
ベーシックに引き続いて、アドバンスセミナーも再受講しています。
皆さんのお口について考えてみてください
例えば皆さんの「お口」を「自動車」に置き換えて考えてみてください。ただしその車は1台しかありません。
その車を一生使う(新車に買い替えることができない。修理は出来るけれども、エンジン本体やシャーシ全体の交換は出来ない)とします。
もし乗り方が乱暴だったり、走る場所が荒地や塩気の多い場所ばかりだとしたら・・・?
もちろん消耗品は換えられるし、ボディーの錆、傷や凹みも修理、塗装すれば一見新車のような状態に戻りますが、エンジンやシャーシ(車の骨格)の状態は全く変わって、他の車よりもガタがくるはずです。
だとすれば長く保たせるには車検などの定期点検がとても重要なのは言うまでもありませんよね。
何しろ新車に換えることができないのですから、大事なことは使い方とメインテナンスになってくるでしょう。
皆さんの「お口」もそのように考えてみてください(身体全体も同じことが言えます)。虫歯を差し歯で治して口元がきれいになっても、それは割れたフロントグラスを交換修理しただけのようなものです(なお、インプラントに関してはシャーシの修理的な意味合いも若干含みます)。
もっと大事なことは生活習慣とメインテナンスになってきませんか?
私たちはお口の管理を通じて、皆さんの健康をサポートしていきたいと思っています。
今年は地震などもあったせいでしょうか、あっという間に気が付くともう年末です。
毎年、次の年は今年よりも少しでもよくしたいと思っています。
この気持ちがあるうちは進歩できると思っています。
とはいえ天変地異など、外的な要素は自分ではどうしようもありません。
そちらのほうは来年は平穏であってほしいと切に願います。
・11月10日 「子どもたちを健全歯列に導くための講習会 第3回」須貝昭弘先生(東京)
今回は最近の考え方に基づいて治した方が良い虫歯、経過を見る虫歯などを判断していきました。
・11月17日 MFA(顎顔面機能咬合研究会)第8期ベーシックセミナー 第3回(東京)
再受講です。
・11月25日 リンゴ丸かじりを可能にした全部床義歯~今井式すっぽんデンチャー~(札幌)
もともと北大で義歯(入れ歯)がメインの医局に在籍していたので、義歯は得意分野なのですが他の予定もなかったので聴講しました。義歯は与える嚙み合わせがすごく大切で、単に吸い付けばよいというものではないし、人によっては吸着しすぎると逆に窮屈に感じる人もいます。吸着だけを目標にしているようで、すっぽんというネーミングのセンスは少し気になったのですが(笑い)、実際に受講すると吸着だけではなく非常に理にかなって実践的なセミナーでした。行ってよかった。早速参考にして少し取り入れています。
・12月9日 歯周内科治療アドバンスセミナー 津島克正先生(東京)
歯周内科治療というのは歯周病の病原性のない正常な細菌叢の獲得を目指して、抗菌薬を併用していく治療法です(薬だけで治るわけではありません)。うまくいくと患者さんも楽によい結果が得られます。もともと口の中は体の中で一番細菌が多い(細菌は口の中にいて当たり前です)ところなのですが、その中でいわゆる悪玉菌の比率が上がると歯周病や虫歯などが発生するのです。それだけではなく最近では歯原性菌血症という状況が思ったより体に影響を与えていることがわかりました。これは口の中の悪玉菌が歯周病で腫れた部分から血液中に入り、主に成人病の原因になっているという考えです。動脈硬化、心臓疾患、糖尿病などいろいろな疾患の入り口(ドミノの最初の1枚)ということです。このアドバンスセミナーの内容は口の中の細菌の遺伝子検査(PCR検査)により、とくに悪影響があると考えられている数種の菌の存在を確認して治療法を決めていくやり方で、以前より効果が確実になるようです。当院でもPCR検査をもとにした歯周内科治療が出来るようにしました。
ちなみにこの講習会の時も天候不安があり、前日まで参加を若干躊躇していましたが、実際は全く問題ありませんでした。
・12月16日 MFAベーシックセミナー第4回(最終回 東京)
もう少し落とし込もうと引き続きアドバンスコースも再受講の手続きしています。アドバンスは冬場なのでこれだけ行っているといつか天候にやられそうな不安もありますが・・
12月29日から2019年1月6日まで、休診とさせていただきます。
その他は、カレンダー通りの診療となります。
12月になり、インフルエンザが流行する季節となりました。
インフルエンザの予防方法といえば
①手洗いうがい、②十分な睡眠、③人込みでのマスク着用などですが、最近の研究により、口腔内を清潔に保つことがインフルエンザ予防に繋がることがわかってきました。
インフルエンザウイルスは、鼻から喉(のど)にかけての粘膜の細胞にくっついて侵入します。
ただし、粘膜はタンパク質で覆われているため、インフルエンザウイルスはなかなかくっつくことはできません。
ところが口の中の細菌は、インフルエンザウイルスが細胞にくっつき、侵入するのを手助けするのです。
「プロテアーゼ」「ノイラミニダーゼ」という酵素をつくりだし粘膜を覆っているタンパク質を破壊してしまうのです。また細菌が作り出す毒素(内毒素)は、粘膜に炎症をおこし感染をさらに拡大させてしまいます。
細菌が繁殖した口の中は、インフルエンザウイルスにとって格好の環境なのです。
インフルエンザウイルスは細胞内に入り込み、ほかの細胞に感染を広げる際、ウイルスの表面にある「ノイラミニダーゼ(NA)」という酵素を使って自身を細胞表面から切り離します。タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬は、この(NA)の働きを妨げることで感染拡大を防ぐ薬です。
しかし研究により口の中の2種類の細胞が、(NA)を作り出しウイルス増殖の手助けをすることがわかりました。
口腔内の細菌が多いと、インフルエンザ薬が効かない可能性があるのです。
お口の中の細菌の数は個人差がありますが、およそ1,000~1兆個といわれています。
細菌数は個人差が大きく、歯垢や歯石が多く汚れの目立つ人の口腔内には、きれいな人の10倍ぐらいの細菌がいます。
「PMTC」とは、Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の略です。
当院では歯科衛生士が、様々な器具や機械を使って歯と歯の間・歯と歯肉の境目などの汚れや歯垢(プラーク)、歯石を徹底的に除去します。
定期的にPMTCを受けることで、お口の中の細菌を減らすことができます。PMTCは自費治療ですが、たばこやコーヒー、紅茶などによる歯の頑固な着色や汚れも時間をかけて徹底的に落とすことができます。
むし歯や歯周病を予防するためには、3、4ヶ月に一度の受診をお勧めしています。今年はインフルエンザ予防の一環としても、当院で「PMTC」と受けてみてはいかがでしょうか?