たかが歯磨き、されど歯磨き

皆さんはもちろん毎日歯磨きをされていることと思います。

でも単に磨いてさえすればいいというわけではありません。
私たち歯科のプロ目線で見ると、気になることもあったりします。 

 

虫歯や歯周病は、そこに原因となる細菌が存在し、
その場の状況によって増えていくことで引き起こされます。

 

この状況とは、飲みもの、食べものの摂り方(種類、回数、だらだら食べ、など)、
唾液の出方、性状、や菌に対する体の免疫力の強さ、などが関係しており、
生活習慣ともかかわってきます
(なお稀ですが人によっては歯を磨かなくても問題ない人もありえます。) 

 

とはいえ文化生活で加工調理された食生活をする場合、
やはり歯磨きは必要な習慣と言えます
(野生動物には起こらないのに、ペットは歯周病になります) 

 

歯磨きが1分で終わっているとすると、磨けていない部分が残るはずです。

 

例えれば部屋掃除をする場合に、埃は部屋の隅に溜まっているのに
真ん中を丸く掃除機かける感じでしょうか。

 

掃除もそうですが歯磨きも基本的に
器具(ブラシ)の当たるところしか汚れは取れません。

 

当院では歯周病の人にはつまようじ法という歯磨き法を体感していただいたり、
お口の症状によってその人に合った歯ブラシ

歯磨き剤を選択、処方(提案)します。 

 

・歯磨き粉 

・ブラシの種類や当てる力(圧) 

・電動ブラシ 

 

についていずれ載せていきます。